ぼくのフレンド
ご縁の糸に導かれて三重の松阪へ行ってきた。
大自然に囲まれた松坂わんわんパラダイスなるホテルに2泊3日の家族旅行。
このホテル、名前からも察せられるように飼い犬と一緒に泊まることができる。
我が家の愛犬、つくしを紹介する。
1歳と10ヶ月くらいのメスだ。
性格は大人しく、誰に似たのか殆ど喋ることがない。他の犬に対しては無言の威圧をする。
「……(威圧)」
いざ参らん。
このホテルの特筆すべき点は、犬と一緒に寝れるだけではなくご飯も共にすることができる点だ。
舌の肥えているうちの犬は、ホテルが標準で用意していた食事が口に合わなかったらしい。
いつまで経っても食べようとしないので、トクベツに松坂牛を使った犬用ハンバーグ(1000円)を別途注文してやった。つくしくんさぁ…
食後の散歩に館内をぶらぶらしていたら、愛犬サロンを見つけた。利用はしなかった、お高いので。
前日の疲れからか、不幸にも部屋に戻るなり何をするでもなくすぐに寝てしまう。
翌朝、柄にもなく早起きをしてしまった俺は、同じく早起きした親と祖母に連れられ早朝散歩へと駆り出される。
ンギモチイィッ
早朝散歩とは人生である。セロトニンがドバドバでる感覚を覚えた。
ぼくのフレンドを流しながら歩いているとジャパリパークを見つけた。
上坂すみれの部屋に訪れたり
樹齢1,000年の樹を撫でたりした。
最後に宇田アニマルパークに寄ったが、あまりにも暑いので途中撤退することに。
短い時間しかいられなかったがどうぶつの大切さを学ぶことができた。
こうして夏季休暇が終わりかけている最中に、夏の思い出を振り返っているのは、決して夏に未練があるからではない。
単に今まで書くのがダルかっただけである。
おわり